おはようございます
ようやく日中の暑さもやわらいできました
やっと大きなプロジェクトの納品が終わりので、いまさらですが
風立ちぬ
観てきました
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軍事オタク 宮崎駿が模型雑誌に連載していた漫画の映画化です。
名機として世界に名を残す”ゼロ戦”の設計者 堀越二郎 の半生に、堀辰雄の小説”風立ちぬ”の要素を盛り込んだ半分史実半分オリジナルの物語になっています。
宮崎駿自身も、軍用兵器オタクである自分と反戦と平和を願っている自分の”矛盾”を抱えており、
鈴木敏夫にもその点を指摘され、映画化は考えていなかったこの作品に取りかかったそうです。
喫煙シーンも多くあるし、キスシーンも多く、”大人向けジブリアニメ”への挑戦でもあります。
エンドロール含め手書きにこだわる美しい世界観、効果音も人間の声で表現しより印象的にするなど、
ジブリアニメの法則はより独特で確実なものに結実してきていると思います。
”上手な声優では感じが出ないんだ”と主人公の声にあえて声優としてド素人エヴァの監督庵野秀明を起用した点は良かったのか作品を台無しにしたかは大きく意見が二分しそうですね
関東大震災や世界大戦で生きる事もままならなかった時代。
自分の夢に夢中に生きたオトコの物語。
引っかかるプロパガンダも無く、そこのところ非常に上手くまとめていると思います。
気持ちよい涙を流せる風立ちぬ
オススメです