レンピッカ展

おはようございます
今日は久し振りにキレイに晴れました
最近、朝が気持ちよく眠れて、朝焼けを見ない日が多くなりました
”春眠暁を覚えず”ですね。

先日見た
”レンピッカ展”

H.P.はこちら

世界大戦の最中、ファッション界、パリニューヨークの社交業界に華々しく生きた女性ポートレイト画家です
注目すべきは、華やかに強く生きた、彼女自身の生き方。
女優と見間違う美貌とファッションセンスで社交界を魅了しました。
そして、生活の為に学び描きだした肖像画が、80年前の作品とは思えない独自のセンスと完璧な完成度なんです!
現代に生きていれば、華やかにモデル、女優をこなす、注目のファッションフォトグラファーになっていた天才女性でしょう
最盛期の肖像画の作品は、独特のディティール、完璧な構図、鮮やかな色彩、緻密な筆使い、どの点をとっても
感服してしまいます

もう一つ、彼女から学ぶ事は、
大戦の混乱のせいもあり、30才なかばにして、すでに世間のブームは去ってしまうこと。
それでも彼女は鬱病と闘いながら、80歳の人生を閉じる2-3日前まで、絵を描く事、美しく毅然と生きる事の
情熱を絶やす事はありませんでした。

そうして、彼女の晩年、そして現代、移り気な世間のブームは繰り返し彼女の才能に光をあてるのです。

生きているあいだじゅう、強い信念と毅然としたスタイルを持って自分の作品と向かい合う。
彼女の人生はアーティストとしての生き方を教えてくれます。

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