おはようございます
今日は、やっと見に行った
悪人
殺人サスペンスものは気が重くなるのであまり見ません
しかもこの作品は上映時間が長い
しかし、
時間なんてあっという間にすぎる位よい映画でした
フラガールの李相日監督と久石譲の音楽。
美術はアリエッティ展で注目の種田陽平。
最優秀女優賞を受けた深津絵里。
そして妻夫木君。
こんな実力派キャストが作る作品が駄作なはずがありません
妻夫木と深津絵里のコンビ、、、、
これ、マジックアワーのどたばたコンビですやん!
しかし、二人の演技力は凄かった、、、
前作のコメディーとは全くの別人になり切っている。
カメレオンの様に人格までも変化させる、俳優の凄さ、思い知りました
”なぜ、殺したのか。なぜ、愛したのか。”
”ひとつの殺人事件。引き裂かれた家族。誰が本当の悪人なのか?”
このキャッチコピーをそのままに深く旨く表現した作品です。
とても現実にありそうな題材のこの作品。
奇しくも、数日前に、出会い系カフェで知り合った女子大生が池袋のラブホテルで首を絞められ殺される事件がありました。
なぜ、女子大生は出会い系カフェに出入りする様になったのか?
なぜ、男は出会ってすぐに殺す事になったのか?
殺された女子大生と殺した男にも両親や親族がいます。その苦しみ。
心が痛みます。