オペラ イドメネオ

おはようございます

昨日は新国立劇場にて公演された

モーツァルト作曲 イドメネオ

鑑賞してきました


今回は、歌姫イリア役の新垣有希子さんと経塚果林さんのwキャストを撮影させていただきました!

ちょうど同じ役なので、仲良く並んで掲載


新垣有希子さん


経塚果林さん

本当に二人とも美しい歌姫ですね!

こらからの二期会を牽引するお二人の姫です

さて、

今回のオペラの見所は、

二期会とアンデアウィーン劇場との共同制作で
クラシックオペラを斬新な現代舞台美術で魅せる演出家、ダミアーノ・ミキエレットのヨーロッパ公演の舞台セット、衣装、演出をそのまま日本で公演してくれるところ

オペラというのは、その演奏全てが作曲家の”作品”であるので、演奏は楽譜に忠実に演奏しなくてはいけないんですね。
”時間が長いからこの曲をカットしよう”とか”この高い音が歌えないから低く演奏して”なんてことが認められないんです。
しかし、
どんな舞台セットで、どんな衣装を着けて上演するかは自由なんですね。
そこが面白い。

200年前のモーツアルトの書き下ろした音楽世界と、
現代アートの様な斬新な視覚の舞台美術の融合

オペラ、イドメネオは、天才モーツァルトが作曲した作品にも関わらず、神話を題材にした古典オペラが退屈なのか、近年ほとんど上演されてきませんでした。

そこに大胆にも現代解釈の演出を融合させ、全く新しいモーツアルトの芸術を生み出せたと思います

新国の一面に敷き詰められた砂!!

いったい何トンの砂を準備したのでしょう!(ホコリだらけにならぬようゴム製の砂だそうです!)

その砂を役者が転げ回り、照明に照らされ、記憶を刺激する様な舞台空間が演出されます

とても良い芸術をみせていただいた二期会さん、ありがとうございました

シェアする

フォローする