おはようございます
しばらく更新しない間に、すっかり夏真っ盛りですね
さて、
カメラマンのモニターとカラー管理といえば
coloredgeとi1の組み合わせで決まりです
ところがこのi1,とても高価なうえに、定期的な点検調整には、わざわざアメリカまで送られ、これまたとても高価な”点検代”が掛かります
りっぱな証明書付き
カメラマンはモニタの表示が命。
もし、このキャリブレーターが狂っていたら、、、、
精神上良くありません
なので、もう1台準備し、バックアップとしました。
新型i1が登場し、そのクールなデザインに心動きましたが、
あいかわらずに高価なのと、colornavigator 6に不対応(0212.8.3現在)なので見送り。
代わりに浮上したのが
colormunki photoなのです
一時期出回ってすぐに消えた、使えないフィルター式キャリブレーターとは異なり、
分光測色計を採用し、精度も大丈夫そうです。しかも価格が良心的です
i1と比べても、ほぼ同じ大きさ
デザインは良く考えられていて、キャリブレーション用のホワイトチップも中に組み込まれ、
保管用の保護、モニタ採色時の保護のためのソフトケースが付きます。
このケースのストラップには、鉛のウェイトが入っていて、モニタキャリブレーション時にはストッパーの役目をします。
こんな感じに。よく考えてデザインしています。
この商品で秀悦なのが、プリンタのキャリブレーションソフト。
しかし、
mac os10,6/10,7とエプソンカラリオ、キャノン使用時に不適応との情報が
これは、mac側の問題で、強制的にcolorsyncを読み込む設計になったために、補正無しの出力が出来なくなった為です。
マックスアートはいける!との情報でチャレンジしたところ、
mac os10,6,8とepson px5600 epsonprinterutility4 v9,02でいけました!!
1枚目のチャートを出力
調整をオフにする様に警告してきます
フォトショップを通さずに出力しますので、ここで”カラーマッチング”からcolorsyncをはずします。
すると、“印刷設定”を確認すると”カラー調整”が”オフ”になります。
このあたり、少々分かり難らく、初心者には不可能では、、
キャリブレーターを滑らせて採色します。エラーも少なくスムーズです。
1枚目の結果を反映して2枚目を出力します。
出力の後には、色を落ち着かせる為のタイマーが働き、作業を中断して待ちます。
このあたりも良く出来ています。
2枚採色して完了なのですが、100色の採色では、手間が掛からない反面、計算の精度に欠けます。
なので、”3枚目以降”の出力として、チューンナップが可能です。
自分の合わせ込みたい画像を登録すると、その色を分析してチャートをつくります。
この作業を繰り返すほど、細かな色調整が蓄積されていきます。
理にかなって、シンプルな方法だと思います。
用紙ごとにキャリブレーションをかけました。
どの用紙で出力しても、ほぼ同一な出力を得られる様になりました。
良く出来てるぞ、
カラーモンキー!